わたしの、ものさし

私の見たこと、聴いたこと、感じたこと、を書いています

専門店が安心する

 最近、鮮魚店のスーパーで刺身用のさくを買って、刺身にして食べている。これがなかなか美味い。スーパーで買う刺身のさくは、やや高めな感じもするが、寿司屋で5貫食べた程度の価格だと考えれば、断然スーパーの刺身のさくはお買い得。

 よく食べているのはブリで、買ってきたら水洗いして、3,4時間は塩締めして切る。塩締めすると食感が増し、臭みもとれ、味も濃厚になり、美味しくなる。

 

 ところで、最近のファミレスの様子が気になってネットでメニューを見たら、そのカテゴリーの範囲の広さに驚いた。ファミリーレストランだから、いろいろな人が来て楽しめるメニューを用意するのは分かるが、料理の質は確保できているのだろうか。個人的には寿司は寿司屋で、ハンバーグはハンバーグ専門店で食べたいから、ファミレスの中華からイタリアン、和食までカバーするメニューには疑問だ。いろいろなジャンルが選べる一方で、どれを食べても突き抜けて美味しいということはない気がする。

 学生時代に某ファミレスでバイトをしたことがある。店にもよるだろうし、今現在どうなっているかわからないが、当時は照り焼きチキンやマグロの中落ちなどレトルトパックのものが多かった。店で仕込んで、焼いたり味付け調理をしているわけではなくて、がっかりした記憶がある。

 やはりジャンル専門店は安心する。ゆえに牛丼なら牛丼屋にいくし、カツなら「かつや」に。最近は唐揚げ専門の「からやま」も登場した。「かつや」系列の店は、味も良くて価格もお手頃。人気の理由は食べてみればわかる。多機能から単機能へ。ファミレスと違い、カツに特化した戦略が当たりだろう。