流行りもの本質をつかむこと
小説(ミステリー)が好きで、たまに読む。
毎年多くの本が出版されているが、本を読まない時期もあるし遅読ということもあり、話題性に追いつかない。そこで、このミスなどのランキングを参考にするが、タイトルとかあらすじを見て、うーん、面白いのかなと二の足を踏む。
しかしだ。過去のランキングトップの作品を読んでみたら、これが確かに面白い。たとえば「この女アレックス」「悲しみのイレーヌ」。
流行とかベストセラーは斜に構えてしまうところがあるが、やはり多くの人に人気のものには、何かがあることと、流行はマーケティング調査という観点からも、素直に従ってみることも大事だろう。
とくに商品企画に関わる人たちは、今、世間でどういうものに関心があるのか、どういうものが流行るのかを知る必要がある。流行しているそのものというよりは、その背景や本質や感覚を掴むことは、ある種の仕事をするうえで大事だ。
「鬼滅の刃」だって、その本質を探ると時代が求める要素が見えてくるかもしれない。
流行っているから避けるのではなくて、少しかじってみる。そうすると実はがっつりとはまってしまうことだってある。はまれることは楽しいことだし、それを見逃すことはない。