わたしの、ものさし

私の見たこと、聴いたこと、感じたこと、を書いています

「ポケモンGO」 < 「リアルにGO」

 「ポケモンGO」が話題です。私はスマホアプリを含めゲームをしませんが、これは面白そうだと思います。

 ゲームは画面の中の世界で、部屋やある場所で静止してやるものですが、これは町中を動いて足で探す仕組みです。リアルに場所を移動してモンスターを見つけるという点がいいですね。個人的には「ドラクエ」世代なので「ドラクエGO」なら即乗ったかもしれません。

 

 一方で、いろいろな問題が出てきそうだと騒がれています。

 私は、そもそも歩きスマホしている人が嫌いです。理由はシンプルで、通行の邪魔だから。特に通勤時の駅など混み合ったところでやっている人は迷惑です。歩きスマホをしている人を弾き飛ばしても罪に問われない法律が出来てほしいとさえ思います。

 「ポケモンGO」は面白そうだと思うのですが、自分の立ち位置を客観的に認識できない人が利用して「歩きスマホ」が一層増えるのは困ります。

 また、マックと提携するあたりが大人の事情ですね。推測ですが、任天堂にお金を出せば、そのポイントに「モンスター」を設置する→集客増加、のビジネスモデルでしょうか。

 

 「ポケモンGO」でモンスターを探さなくても、ふつうにリアルな世界を歩き回れば、いろいろな「モンスター」や「イベント」に出くわします。画像は4Kよりもはるかに高画質(目)で、音も超クリアの高音質サラウンド(耳)。温度、湿度、風、匂い、振動を同時に生々しく感じることができます(鼻、皮膚)。ときに実感ある飲料食料でエネルギー補給します。体力が低下すればリアルに寝ます。練習すれば格闘技も習得できます。ゲーム操作ではなく、リアルに自分の身体と頭脳を使い対応するゲーム。

 リアルな世界(ふつうの暮らし)は、ゲームの比較にならないほどディテールがリアルで多様多彩で不確実性に満ちたものです。

 この世の中はゲームです。

 どんなに技術が進歩しても、このゲームを超えるものは今後開発されません。この超リアルなゲームを楽しみ、味わい尽くしましょう。