わたしの、ものさし

私の見たこと、聴いたこと、感じたこと、を書いています

私の、カジノ法案

 カジノ法案の成立が拙速だとする意見の理由として、「ギャンブル依存への対策不足」の懸念がある。

 でも、すでに現在の環境で「ギャンブル依存」が存在しているのだから、理由としては賞味期限切れの感じがする。すでにパチスロ、競馬などでギャンブル依存になる環境にあるのだから、対策が必要ならば今現在からするのが筋だし、いまあるギャンブルに対してもどうにかするべく活動するのが筋。

 カジノができればギャンブル依存が「拡大すること」への懸念だとしても、カジノがあろうがなかろうがギャンブル依存には変わりなく、50歩100歩のように思える。

 

 そこで私の考えでは、カジノを作るのならば富裕層を対象とすればいい。入場料を高く設定して、冷やかしの一般人は入れない。そういう差別化をする。そして100万、200万円失っても平気な富裕層から売上げを取ればいい。きっと社交場での見栄比べで、それなりに注ぎ込んでくれるだろう。

 そしてその収益でギャンブル依存症対策など公益事業の資金とする、とすればいいではないか。詭弁のような感じもするが、カジノと依存症対策の両立はできる。私がカジノ法案の提案者ならば、そのような仕組みにして国会で説明をする。

 

 ちなみに、私はギャンブルには全く興味がなく、魅力を感じない。パチスロの仕組みを知らないし、競馬や麻雀のやり方もしれない。

 人は何かしらに依存する。酒、タバコをしない人でも、スイーツ(砂糖という薬物)に依存してしまうし、ギャンブルもその一つならば止められない気がする。