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わたしの、ものさし

私の見たこと、聴いたこと、感じたこと、を書いています

台風の夜に、人身事故で電車が止まるって

  台風が接近中だし、さっさと帰ろうと思いきや、人身事故で電車が運転見合わせ。台風の影響ではなく、人身事故で電車が止まるか。腹が立つ。

 別路線の同僚たちはさっさと帰宅し、私はやむなく会社で待機している。

 人身事故とはおそらく自殺だろうか。死にたければ勝手にしねば良い。色々御託を並べて自殺はやめろ、だなんて言っても止まらない。最終的には本人の選択の問題だ。ただし、最後の最後で大勢の人に迷惑をかけるのはやめろ。自殺、特に電車関連がいけないとする一番わかりやすい理由は、人に無駄な迷惑がかかるからだ。

 たとえば電車が1時間止まったとする。利用者が2万人いれば、延べを奪うことになるのだ。約833日分(2年強)。生ける人々から合計2年強の時間を奪うのは罪深い。人から自由や時間を奪うことほど罪深いものは無い。

 

 先日、小説「カラフル」(森絵都・著)を読んだ。面白いと評判だったが、確かに3時間程度で一気読みできた。ネタバレになるので詳しくは書かないが、死んだ「僕」の魂が再チャレンジとして自殺したある少年の肉体を借りて再スタートする話。

 発想がなかなか面白い小説だった。

 確かに仮の姿、期間限定だと認識して、客観的に「役」として生きらればすごく楽だし、言いたいことを何でも言える。それはこの主人公だけでなく、そもそも、みんなが実はそうなのだということになるのだが。

 

 

カラフル (文春文庫)

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