わたしの、ものさし

私の見たこと、聴いたこと、感じたこと、を書いています

解決しない人間関係の揉め事

 職場の人間関係での揉め事は厄介だ。大概は理屈ではなくて、うまく言葉で説明が付かない感情的な何かが原因だ。だから、たぶん解決しないし、最適解もない。特に、女性どうしの場合は。

 

 人事異動でいろいろな部署で様々な人間関係のもつれを見てきたが、職場で人間関係が上手くいかない話はどこにでもある。今の部署にも、女性どうしの揉め事がある。

 私は、職場の同僚だからといって、仲よくする必要はないし、嫌いな人がいてもいいと思っている。ただし、その人間関係によって業務に支障が出ては困る。人間関係の揉め事があるにせよ、社会人、職業人として、まずは仕事をきちんとすることが基本的なマナーだろう。

 

 で、当事者双方の言い分を聞くと、やはり理屈ではない感情的な何かの食い違いがあるようだ。(女子高校生か!という感じだ)

 いずれにしてもこういう場合、どっちが悪い云々の問題ではない。上司が割って入り、理で解決するものでもない。(そうはいっても、上司が入らざるを得ないのだが)

 私に言わせれば、この手合いは双方に何らかの問題があって、どっちもどっちということだ。さらに経験上、「私が正しいと大声で主張し、能弁で愛想が良い方」が、実は性質が悪かったりする。(「敵は味方のフリをする」の法則)

 とにかく、本当のところは当事者以外誰も分からないから、推測は無駄のようだ。

 

 このような争いで、1つ言えるのは、双方ともヒマだということ。

暇だから争っていられる余裕がある。暇が故に相手の嫌なものを見ていられる時間がある。多忙でバタバタしているならば、揉める以前にとにかく仕事に追われるものではないか。よって、当面の打開策は、当人たちに仕事をどんどん与えること。私はそう考えている。