関東三十六不動 30番 総願寺
秩父鉄道の御花畑駅から乗車して東武伊勢崎線の加須駅まで移動。
加須駅から総願寺までは徒歩約25分とある。自分の足ならもっと速く着くだろうと歩き出したが、初めて訪れる場所で地図を見ながらなので、やはり25分程度かかってしまった。歩くのが苦手な方や猛暑日では、タクシーかバスを利用する方が良いかもしれない。
総願寺は、一つひとつの建物が大きく重厚で、歴史を感じる境内。本堂の床が地面から高く、急な階段は油断できない。
平日の夕方近くのせいか、参拝客は、ほぼおらず、受付で呼び鈴を押してお寺の方を呼んだ。
本堂にあがっての参拝はできず、通常の御賽銭のところから参拝してくださいとのこと。御開帳だから少なくとも巡礼者は堂内に入れるかと思っていたのに残念。不動明王の扉も締まっており、お目にかかれず。御開帳といってもお寺によって状況は様々のようだ。
いろいろな神社仏閣を廻って思うことは、規模の大小、受付システムの違いなど様々で、私はこじんまりとして静かで素朴な場所が好きだということ。個人的に賑やかすぎる(騒々しい)ところは苦手。規模が小さいと家族的で、ときに人情味がある御対応をしていただけるのが嬉しい。
霊感も能力もない私としては神仏と会話はできない。結局、人、神社やお寺の方と話すことになるのだから。