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わたしの、ものさし

私の見たこと、聴いたこと、感じたこと、を書いています

送別会、涙、花束

4月1日異動につき、部の送別会を開催していただいた。

いろいろなスタッフを加えて、総勢70人くらいだろうか。同じ部署でも、普段顔を合わすことがない人がたくさんいて驚いた。

 

10数人の異動者がいて、それぞれが挨拶の言葉をしゃべるのだが、ことこまかに語る人が多くて異動者挨拶の枠が長い。正直、あなたの異動先の情報なんて知らなくていいし、抱負など個人で抱えておけよと思う。この手の話は、手短に簡単でいいのだ。

私は挨拶を予め考えていたが、いざ皆様の前に立つとすっとんでしまい、ひたすら笑いを取るスピーチをアドリブでいった。目標30秒。すべらずにそこそこ笑いを取れた。

 

私は送別会が嫌い。

だって、やはり別れって寂しい雰囲気だから。退職するわけでもないし、同じ会社の他の部署に行くとはいえ、同じ部屋で同じ水を飲んで、一緒に笑って怒って仕事をしてきた仲間、家族よりもたくさん話をした仲間だから。

特に、主賓、送別される側というのは嫌いだ。

 

70人ほどの人たちとの歓談でいろいろ挨拶、話をしたなかで、直属の部下に泣かれてしまい、困った。

その女性は新規採用で初めての上司が私。泣かれたといっても、苛めたわけではない。お世話になりました。たくさん学びました。さびしいです。もっと一緒に仕事がしたいです、という涙。

私は本来感情的で涙もろい。が、そこはクールに笑顔で応えるしかなかった。どんな理由にせよ、女性を泣かしている図にやや困ったけど、でもとても嬉しかった。

そのほかにも声をかけた数名の女性も、なにかの琴線に触れることを私が言ってしまったのだろうか、泣いてしまい。気まずさと嬉しさの複雑な感じ。。

こういうときに涙を流せるって、素敵なことだと思う。

想定外にも同僚の男も泣いた。

●●さん(私)がいてくれて助かった。どれだけ楽に仕事ができたか、と。

さすがにその同僚の男泣きには、自分も思わず涙ぐんだが耐えた。私が泣く姿をみんなには見せたくない。

でも、同僚の40を過ぎた男の涙も美しいと思った。堂々と人前でも泣けることは素晴らしい。その純粋な感情を開放できることは尊い

 

チームからのメッセージカードは、家に戻って深夜1時に読んだ。

そこで私は初めて泣いた。

 

いつも思うが、異動したあとに、もっとこうすれば、ああすれば良かったというのがある。何度も何度も経験しても、いまだにそうだ。

もっと、周囲の人にできることはあったよな。

それでも、たくさんのメッセージをいただいて、もっと自分の評価を高めよう、自己肯定感を高していいんんだと思った。

 

「●●さんのことは忘れません!また一緒に仕事がしたいです!」と部下の女性陣。

「女はいつもそう言うんだよ!(笑)」と切り返すと、

「ははは!」と笑った。

 

そう、恋愛でもなんでも女はいつだってそういうだ。

自分の後任者が来れば、その人最高!ってなるだろう(笑)ひねくれているのだろうか、私って。

ちょっとさびしいけど、それでいいのだ。

 

みんなありがとう。