デザイン
出張。電車の移動はのんびりして好き。ボックスシートなら旅気分。
特急に乗りながら、ふと思った。
車内の内装はグレーの樹脂でなくて、木で仕上げられないだろうか。
樹脂よりも、木の色味でずっと車内に雰囲気が出るし、居住のデザイン性も高くなる。
コストやメンテナンス、耐久性の問題なのか分からないが、木質内装の電車は素敵だと思う。
先日、飛騨高山へ。
同僚とスバルでのドライブ旅行となった。
高速を飛ばす同僚。さすがレガシーで安定性はあるけど、のんびりでいいじゃん。
高山界隈で木の工芸品店に入って物色。
良い汁椀が欲しい。
みそ汁が好きで、毎日飲む。その道具は良いほうがいい。
ケヤキ、サクラ、クルミ、ナラと材がいろいろあって、さんざん迷ったけど、落葉樹の硬い木であるケヤキに決めた。
薄いウレタン塗装で白木の椀の風合い。多く流通している椀とちがって厚みがあり、ずっしりとしている。
職人によるくり抜きの椀は、得も言われぬデザイン性がある。
食洗機では洗えないけど、丁寧に、長く使おう。
・・・家に帰ってよくみると、小田原の工房の製品だった。