マンガを読まないのは、どれを読んだら良いのか分からないから。
どっちかといえばテレビ好きで、ぐずぐずと見てしまうため、その分、テレビを見ないように心がけている。
大河ドラマのほか、2016年の春シーズンは「トットてれび」(NHK)と「重版出来」(TBS)の2本。
この「重版出来」は、コミック雑誌の編集者と漫画家たちの物語で、その業界の様子を描いたドラマが面白い。(面白いが視聴率が低調らしいが)
私はマンガを読まない。
マンガが嫌いなわけでもないし、文字だけの文学を読むべしという高尚さがあるわけでおない。単に、マンガを読む習慣がなく、どのマンガを読んだらいいのか分からない。また最近は何十巻と長編が多いので敷居が高く入りづらい。
ただ、面白いマンガを読んでみたいと思う。マンガは日本が誇る文化。
そういえば、ひとつマンガを持っている。宮下秀樹の「センゴク」で、「天正記」編だけもっている。この「センゴク」も面白い。秀吉の部将だった仙石秀久の出世を軸にして、戦国時代を描いている。今までの歴史物語とは違う解釈と描写を織り込んでいるのが新鮮で興味深い。
このように、単なる娯楽の域を超えて、さまざまな分野に特化したマンガが登場していている。時代背景もあるが、趣味趣向の多様化がマンガ作品にも影響を与え、どんどん発展しているようだ。
「重版出来」を見ると、マンガを読んでみたくなる。ドラマで描かれているように、漫画家や編集者が情熱を注ぎ作っているマンガに触れてみたいが、その作品が面白いのかがやはり分からない。(所要時間:8分)